今永昇太 オールMLBチーム選出 会場で球団応援歌熱唱のサプライズ 会場大盛り上がり ベッツも手拍子
大リーグ機構(MLB)は14日(日本時間15日)、今季活躍した選手をファンと専門家の投票で選ぶ「オールMLBチーム」を発表し、今季1年目ながらいずれもナ・リーグ3位の15勝(3敗)、防御率2.91の成績を残した今永昇太投手(31)が先発投手部門セカンドチームの5人に選出された。投手部門で同賞を受賞するのは、ダルビッシュ有(当時カブス)、前田健太(当時ツインズ)、大谷翔平(当時エンゼルス)に次いで日本投手では4人目となった。 【写真あり】今永昇太 名物ファンにまたも神対応でファン感激「昇太ありがとう!彼は本当に優しい」 今永は黒のスーツに黒のシャツ、深いグリーンのネクタイと黒を基調とした“ブラックコーデ”で式典に参加。今永は表彰されると、壇上脇のバンド演奏に合わせて球団の応援歌「Go Cubs Go!」をノリノリで熱唱した。 今永は歌唱中に手を挙げて歌うなどノリノリ。後半部分では場内の選手たちをあおるように手を下から振り上げ、ベッツが手拍子で応える場面もあった。 今永は堂々の成績を残したが、新人王の最終候補からは選外となっていた。最終候補はブルワーズのジャクソン・チョウリオ外野手、パドレスのジャクソン・メリル外野手、パイレーツのポール・スキーンズ投手の3人だった。新人王は今季11勝3敗、防御率1.96で、サイ・ヤング賞候補にも入ったスキーンズが最有力候補とされている。 今永はメジャー1年目の今季、29試合に登板し、15勝は日本人左腕の最多記録ともなった。今季プレーオフ進出を逃したチームの勝ち頭となり、ユニークな言動でも地元シカゴのファンの支持を集めた。