<キン肉マン>ロビンリスペクトで嫌われ者アトランティスの評価が激変「控えめに言ってイケメン」
「週刊プレイボーイ」とWEBサイト「週プレNEWS」で連載中の「キン肉マン」新シリーズをアニメ化した「キン肉マン 完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編」(毎週日曜深夜11:30-0:00、TBS系ほか)。32年ぶり、1991年~1992年に放送されたテレビシリーズの続編で、新旧ファンの注目が集まる話題作だ。8月21日に放送された第7話「衝突!超人たちのイデオロギー!!」では、アトランティス(CV.間宮康弘)対マーリンマン(CV.尾高慶安)の試合をクローズアップ。ロビンマスクとの死闘を誇りに思うアトランティスに、「めっちゃ熱い漢じゃん」「回想最高だった」と反響を呼ぶ回となった。(以降、ネタバレが含まれます) 【写真】反撃を行うアトランティス。勝負の行方はまだ見えない。第8話先行カットより ■ロビンマスク戦を誇りに思うアトランティス ブラックホール(CV. 宮田俊哉)に敗れたダルメシマン(CV.檜山修之)は完璧超人の掟に従い自害を図るが、ブラックホールは赤き死のマントでその首を両断。完璧超人の自害を“逃げ”だと嘲笑する。勝負が着いたあとの非道な行いにテリーマン(CV.小野大輔)は怒りをあらわにするが、スプリングマンは自分たち悪魔超人の目的はあらゆる完璧超人の粛清だと宣言する。 これにより悪魔超人への声援は消え、試合を見守っていた観客たちは静まり返ることに。そんな悪魔超人への非難が高まる雰囲気の中、試合の中継カメラはテムズ川で行われているアトランティス対マーリンマンへと移る。 今回の2人の試合、盛り上がった場面はやはりアトランティスの熱い超人レスラー魂だろう。アトランティスと言えば、過去には奪い取ったミートくんの足を利用してロビンマスクから勝利したという、卑怯な印象がある超人だ。しかし、ロビンマスクほどの強敵を相手にしたあの試合をアトランティスは誇りに思っていた。その死闘とロビンマスクのことを侮辱するマーリンマンに、アトランティスは怒りの反撃に出る。 思いがけないアトランティスの男気に、視聴者のアトランティスへのイメージは一変。「めちゃくちゃカッケーじゃねえか」「そんなにもロビンを愛してくれていたのか」「控えめに言ってイケメンすぎる」といったコメントが寄せられる。また、ロビンマスクとの試合で負った首の傷を徹底的に鍛え上げてきたことにも、「ロビンとの再戦が頭にあったのか?執念がすごい」「弱点を克服してきた努力、好き」と話題に。 ちなみにこのときの特訓シーン、首を鍛えるはずなのにブラックホールはボディにキックを連打しており、「ブラックホール悪いやっちゃw」「ここぞとばかりに腹を蹴ってないかww」というツッコミが集中していた。 ■アトランティスの逆転はなるか? 次回予告にはプリンス・カメハメの姿も 一進一退の勝負を繰り広げていたアトランティスだが、まさかの舵木通しがバネになるというカジキもびっくりの技でマーリンマンにアトランティス・ドライバーを破られ、スピア・フィッシングで体を貫かれてしまう。そんな勝負の行方が気になるところで放送は終え、決着は次回へ持ち越された。 ロビンマスクへのリスペクトがファンの心を掴んだアトランティスだが、放送後のSNSには、「次はロビンに送るあの名シーンが見れるってことですね!」「相手の誘いに乗るな――ロビン殺法を実践していたアトランティス。次回はもっと胸アツなロビンの…!」と、何やら匂わすようなファンからのコメントが投稿されている。 第8話で何が起こるのか気になるところだが、次回予告にはキン肉マン(CV.宮野真守)とプリンス・カメハメ(CV.神谷明)の姿も映っていた。プリンス・カメハメは、キン肉バスターやカメハメ・ロックなど48の殺人技を伝授したキン肉マンの師匠。次回予告の絵は、どうやらハワイでの修業時代のようだが…。 完璧・無量大数軍との2回戦が始まって以来、ピークア・ブー(CV.石毛翔弥)にひたすら蹴られ続けているキン肉マンにもようやく反撃の兆しが出てきたところ。第8話はアトランティス戦ともども注目のエピソードとなりそうだ。 第8話「最初で最後の必殺技(フェイバリット)!!」は9月1日(日)に放送。完璧超人マーリンマンの“完刺”奥義で心臓を貫かれ、敗北はもちろん絶命必至と思われたアトランティス。かつて地元の英雄ロビンマスクを非道な手段で惨殺した彼の最期を観客たちは冷たくあしらうように見守るが、その中でただひとり、彼の魂の奮闘に声援を送り続ける少年がいた。その純粋無垢なる叫びが、アトランティスにまさかの奇蹟を呼び起こす。闘いの行方やいかに!? そして同じ頃、日本ではついにあのキン肉マンの復活戦が! 文:鈴木康道