ドジャース入りの山本由伸が帰国会見!「スタートラインまでやっと来れた」と感無量の表情
会見後に行われた囲み取材では、「最後、ファンフェスでは一応ご挨拶はさせていただきましたけど、正式にチームが決まった後に、こういった場を設けていただいて感謝してます」と改めてオリックスに感謝を述べた山本。渡米してからの1ヵ月は「もうほんとに貴重な期間でしたし、本当に毎日がすごく濃い一日だった」という。 メジャーの試合の印象は「やっぱ球場の盛りが盛り上がりだったりも、こっちとはまた違う盛り上がりがありましたし、力と力のぶつかり合いと言いますか、そういったものをすごく感じている」とした上で「やっぱりとにかくレベルが高いと思うので、どうなんでしょうね。まあ対戦しながら得るものもたくさんあると思いますけど、とにかく開幕までの時間を大切に練習に取り組みたい」と、入念な準備をしてからスプリング・トレーニングに合流する意向だ。 オリックスに入団した頃から「メジャー志向」を話していた山本は、「メジャーリーグでプレーしたいなっていう気持ちは持ってましたけど、イメージが沸くほどのものではなかったので、今そこから、本当に入団できるところまでやっと来れたなと思います」と、本人の中ではスタートラインにやっと立てたという気持ちが強い。だからこそ、メジャーではより高みを目指すためにも「責任を持ってプレーをしたい」という。 メジャーへの憧れが強くなったのは、と問われた山本は、「19歳ぐらいですかね。やっぱりこう、筒香(嘉智)さんと自主トレを一緒にさせていただくようになって、それが最初のきっかけですね」と回答。同じく矢田氏のもとで練習をしていた筒香との交流がきっかけだという。当時から山本がメジャー志向だったことを知っている筒香からも、改めて「本当におめでとう」と声をかけられたという。 最後にファンも気になっている山本の登場曲、VINAI&SCNDLの『Frontier(Extendet Mix)』について質問を投げかけると、メジャーでも「たぶん使うんじゃないですかね」との答え。山本の代名詞になっていたあの登場曲がドジャー・スタジアムでも流れることになりそうだ。これにて「オリックスの山本由伸」として全ての仕事を年内でしっかりと終えた。自主トレに関しては「秘密です」と煙に巻いていたが、これまでどおり国内で行うのが濃厚。ファンフェスの時点で「そろそろ動き出したい」と話していただけに、年明けとともに練習漬けの日々が始まることだろう。 取材・文⚫︎THE DIGEST取材班&どら増田
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