今年は要注意!メジャーのオープン戦で続出する新ルール「走塁妨害」
【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース1-8マリナーズ(3月13日・日本時間14日/グレンデール) 【映像】みなさん覚えてください!このプレー、今年はセーフです! 日本でも話題になっているMLBの走塁妨害の新ルール。大谷翔平投手と山本由伸投手が所属するドジャースとマリナーズのスプリングトレーニングでも、この新ルールが適用された。 6回裏2死無走者の場面でドジャースのヘイワード外野手はライトへの鋭い当たりを放つ。ライトが処理にもたつくのを確認すると、ヘイワードはセカンドベースを蹴って一気にサードを狙う。マリナーズも素早い連係プレーを見せ、勇猛果敢にヘッドスライディングしたヘイワードと三塁ベース上でのクロスプレーになった。 セーフかアウトか際どいタイミング。しかし三塁塁審はどちらのジェスチャーも取らず、三塁ベース付近を指差し両手を上に上げる。その後、サードの足、三塁ベースを次々に指差した。塁審はサードの足が走路を妨げるとみなし「走塁妨害」を宣告したのだ。ちなみにヘイワードの記録は三塁打となった。 今シーズンからMLBでは怪我防止のために塁上でのブロックに対して走塁妨害を厳格に適用している。それがしっかりと適用された格好だ。 選手の故障を防ぐために設けられた新ルールだが、走塁妨害はアウトやセーフのようなわかりやすいじジェスチャーではない。選手だけでなくファンにも慣れるまでの時間が必要かもしれない。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)
ABEMA TIMES編集部