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北海道・後志の倶知安警察署は2024年7月4日、有印公文書偽造と行使の疑いで喜茂別町役場職員の男（24）を逮捕しました。 男は2024年1月下旬ごろ、自宅で運転免許証を偽造し、職場の上司に本物を装い提示して、使用した疑いが持たれています。 男は6月24日に、ニセコ町で乗用車を運転中に、一時停止の標識で停止せずに走行したため、取り締まり中の警察官に道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕されていました。 当時男は、警察官から免許証の提出を求められ「今は持っていない」などと提出を拒否しましたが、その後、無免許運転が発覚し逮捕され、警察が所持品を検査したところ偽造した免許証が見つかりました。 男は2023年に役場に就職し、上司から仕事で運転免許証が必要だと、再三にわたり取得するよう言われていて、その後、男は上司に対し、運転免許を取得した旨を伝え偽造した免許証を提示しました。 調べに対し男は「職場の上司に提示するためにつくった」と容疑を認めています。 男は免許証を偽造した1月下旬ごろから、公用車や自家用車を日常的に運転していたとみられ、警察は余罪を捜査しています。