台南市、札幌のYOSAKOIソーラン祭りでマンゴー販売 市長がトップセールス/台湾
(台南、札幌中央社)南部・台南市は5日から9日にかけて札幌市の大通公園で開催されている「YOSAKOIソーラン祭り」に、同市産のマンゴーなどを販売するブースを出展している。8日には黄偉哲(こういてつ)市長が会場を訪れ、祭りを訪問した人々や報道陣らに台南マンゴーをPRした。 台南市が同祭りでブースを出展するのは初めて。マンゴーの他、果肉入りのマンゴーソーダやアイスキャンディー、さつまいもスティック、ルーロー飯(煮込み豚肉かけご飯)などを販売した。市によれば台南のマンゴーやグルメを味わおうとする客で常ににぎわっていたという。 黄氏は報道資料を通じ、市はさまざまな方法で台南の農産品を紹介しているとした上で、今回は大規模な祭りでの販売を通じて台南のマンゴーや農産品の魅力を直接感じてもらい、さらに多くの日本の人々に台南を知ってもらえたとコメントした。 国内外のチームによる演舞をメインとする同祭り。今回は交通部観光署(観光庁)の協力の下、同市の台南応用科技大学ダンス学科の学生と教員からなるチームが参加し、「竜」をテーマにしたパフォーマンスを披露し拍手喝采を浴びた。 (楊思瑞、楊明珠/編集:田中宏樹)