AKB48 17期生布袋百椛(ほてい・もか)「何をやってもダメダメだったので、なんでAKB48に受かったんだろうって」【連載 なんで令和にAKB48?】
――中学はどんな感じだったんですか。 布袋 中学はゲームにハマって、休みの日は「スプラトゥーン」とか「第五人格」とか「荒野行動」を友達と一緒にやってました。戦う系が好きでした。 ――部活は何をやってたんですか? 布袋 ソフトテニスです。仲のいい友達がいて、そのコが入るというので一緒に。本当はバトミントンとか、家庭科部があったらやりたかったんですけど、なくて。 ――ソフトテニスは強かったんですか? 布袋 強くはなかったです。ダブルスで前衛をやっていたんですけど、ネットの近くでボールを受けるのが怖くて......。周りには県大会に行くようなコもいたんですけど、私は応援する係みたいな。でも楽しくやってました。 ――中学で委員会は? 布袋 生活委員をやってました。毎朝ちょっと早めに学校へ行って、校門の前で「おはようございます!」って挨拶するんです。 委員会は何かしらに入らなきゃで。立候補者がいなかったので、何も分からず選んじゃったんですけど、朝が苦手すぎて1学期でやめました(笑)。 ――ちなみにお勉強はどうだったんですか? 布袋 1年生の時は成績が良かったんですけど、だんだんわからなくなって。勉強は向いてないなって思いました。体育も好きなんですけど、あんまり得意じゃない。成績はだいたい3とか平均点。"中間"って感じでしたね。 ――得意な教科はなかったの? 布袋 美術は少しできました。何かを見て描くのが得意で、美術の勉強は好きでしたね。あとは技術家庭。何か作ったりするのもすごく好きでした。 ――高校ではどんな生活を? 布袋 ちょうどコロナ禍だったので、授業がずっとリモートで、部活もできず。でもアルバイトはしてました。いろんな経験がしたかったんです。最初は遠いところで働いたりしたんですけど、通うのが大変で。結局、家の近くでいいところないかなって、歯医者さんで歯科助手をやりました。 ――高校生で歯科助手って珍しいですよね。 布袋 高2で進路を決めなきゃで、歯科衛生士の学校を候補に入れてたんです。だから経験としてやってみたいなと。虫歯って言われたら、治療するセットを用意したり、歯型をとる粘土みたいなのを練ったり、唾液を吸い取るのをやったり。覚えることがたくさんありすぎて、最初はすごい手こずりました。 ――そんなに大変なことやって時給は? 布袋 940円ぐらいだった気がします。けっこうポンコツだったんですけど、先生はすごい優しいし、やりがいもあって楽しかったです。 ■YouTubeでたまたま流れてきた『根も葉もRumor』 ――ちなみにアイドルとの出会いはいつだったんですか? 布袋 小学生のときはよくお母さんとカラオケに行って、AKB48の『ヘビーローテーション』を歌ったりしていました。小6くらいでK-POPにハマって、中高はK-POPが大好きでした。 でもコロナ禍になって、韓国からアーティストが来れなくなって、イベントとかもなくなって。そんなときにYouTubeを見ていたら、『根も葉もRumor』が流れてきて、めちゃめちゃハマりました。特に横山結衣さんのパフォーマンスが好きで、歌番組とかダンス動画とか、いろんな動画を見漁って、コロナ禍を過ごしました。 ――横山結衣さんきっかけなんですね。お話し会に参加したことは? 布袋 知った頃には卒業を発表していて、何もできなかったんです。
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