「春野菜」の選び方とおいしい食べ方。菜の花やタケノコ、山菜を味わうコツとは
「春に食べたい野菜」の選び方とおいしい食べ方、ムダにしない保存方法をご紹介します。教えてくれたのは、スーパーマーケットの青果部に10年以上勤務し、SNSで野菜の扱い方などを発信している青髪のテツさんです。
菜の花:花が咲いているものは鮮度が落ちているのでNG
1~3月に旬を迎えるアブラナ科の野菜。つぼみがかたく閉じていて、葉が鮮やかな緑色のものが鮮度を見分けるポイントです。おひたしやあえ物、パスタなどに。 【保存方法】冷蔵室 ペーパータオルで包んでポリ袋に入れ、冷蔵室で保存。香りを楽しむ野菜なので早めに食べること。
タケノコ:ずっしり重く、切り口がみずみずしいものを選んで!
竹の若芽である生のタケノコは、春ならではの味。穂先が黄色いものが新鮮な証拠です。米ぬか、赤唐辛子と一緒にゆでてアク抜きしてから調理を。 【保存方法】冷蔵室 ゆでてアクを抜き、保存容器などで水につけた状態で冷蔵室へ。水は毎日交換すること。
グリーンアスパラ:穂先の部分が傷んでいない、切り口がみずみずしいものをチョイス!
アスパラにはオスとメスがあります! 穂先がふっくらとしたオスが歯ごたえがあり、穂先がしまったメスがやわらかいので、好みで選んでみてください。 【保存方法】冷蔵室 ペーパータオルで包んでポリ袋に入れ、穂先を上にして立てた状態で冷蔵室で保存。
山菜:香りや味が落ちやすいので、早めに食べきるのが正解
フキノトウやタラの芽、コゴミなどの山菜は春の間しか出回りません。ほのかな苦味が特徴で、天ぷらがおすすめ。タラの芽は炒め物やあえ物にしても。 【保存方法】野菜室 鮮度が落ちやすいので早めに食べて。もし保存するなら、ペーパータオルで包んでからポリ袋に入れ野菜室へ。
スナップエンドウ:ふっくらハリがあり、先端のヒゲがピンとしているものがおいしい
グリーンピースをサヤごと食べられるように品種改良したもので、パリッとした食感と甘味が特徴。「スナックエンドウ」とも呼ばれます。ポタージュにしても美味。 【保存方法】野菜室 鮮度が落ちやすいので、ヘタと筋を除いて1分ほど塩ゆでしてから、野菜室または冷凍室で保存するのがおすすめ。
ESSE編集部