【RIZIN】萩原京平、アーチュレッタとの特訓で「成長した姿を見せる」“クソガキ”平本蓮の発言も意識
23日に開催の『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』(神戸ワールド記念ホール)の全選手インタビューが21日に大阪市内で行われ、第11試合で武田光司と対戦する萩原京平が、1年ぶりの勝利に向けて励んできたアメリカでのトレーニングについて語った。 平本蓮が語る、朝倉未来との“因縁の集大成”「俺がアイツを一番利用した。感謝を込めて初KO勝利で引退させる」【独占インタビュー】 華のあるルックスと派手なファイトスタイルでカリスマ的な人気を誇る萩原。2022年は弥益ドミネーター智志、クレベル・コイケ、鈴木千裕と3連敗し、崖っぷちで迎えた昨年4月のカイル・アグォン戦では苦手なレスリングを対策して判定勝利をあげた。ここからの巻き返しを誓ったが、9月に元フェザー級王者の牛久絢太郎と対戦し、やりたいことを封じられて判定負けを喫した。 自身のファイトスタイルを根底から見直すため、牛久戦後にアメリカ修行を決意。前バンタム級王者のフアン・アーチュレッタのジムでハードな練習に取り組み、「苦手だったレスリング、特にMMAレスリングを克服してきたので、その成長したところを見せたい」と胸を張る。 渡米直後は「練習時間が長くて内容も濃いので、初めはついていけなかった。日本でしんどいことをやってるつもりだったけど、それとは比較にならなくて、ちょっと凹んだりした」と壁を感じたが、「徐々に対応できる実感が出てきたので、自分のフィジカルが上がってきたと感じられた」と振り返る。 ライト級からフェザー級に階級を下げてきた武田がSNSで萩原を指名したことで、この試合が実現。自分が“武田のステップ”にされていることは理解しており、「逆に自分も武田をクリアしたら自分の苦手なことを克服できた証明になるんで、自分としてもいい踏み台というか実験台に考えています」と、逆に武田を利用して自身のステップアップを目論む。 先日には、真夏のビッグイベント『超RIZIN.3』の開催と、メインイベントで朝倉未来vs.平本蓮が発表された。両者と対戦している萩原は「その大会にはもちろん出たいし、会見でクソガキ(平本)が『この大会に出られない格闘家は全員終わってる』みたいなことを言ってましたけど、それはその通りだと思う。自分もしっかり武田を倒して『超RIZIN.3』に出たいです」と意欲を見せた。 今回はアーチュレッタがセコンドのために来日。成長した姿を満員の観客の前でアピールし、真夏の大舞台、さらにベルトに向けて駆け抜ける。 ●3月23日『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』対戦カード ・第12試合 ライト級 ホベルト・サトシ・ソウザ vs. 中村K太郎 ・第11試合 フェザー級 武田光司 vs. 萩原京平 ・第10試合バンタム級 井上直樹 vs. 佐藤将光 ・第9試合 女子スーパーアトム級 RENA vs. シン・ユリ ・第8試合 ・ウェルター級 イゴール・タナベ vs. ストラッサー起一 ・第7試合 フライ級 柴田“MONKEY”有哉 vs. 山本アーセン ・第6試合 バンタム級 金太郎 vs. ダイキ・ライトイヤー ・第5試合 ヘビー級 貴賢神 vs. コーディー・ジェラベック ・第4試合 フェザー級 久保優太 vs. 高橋遼伍 ・第3試合 74キロ キックボクシングルール ブアカーオ・バンチャメーク vs. 木村“フィリップ”ミノル ・第2試合 70キロ キックボクシングルール 憂也 vs. 蛇鬼将矢 ・第1試合 フェザー級 中村優作 vs. アルマン・アシモフ ・オープニングファイト第3試合 53キロ キックルール 野田蒼 vs. 上村雄音 ・オープニングファイト第2試合 57.5キロ キックルール 松山瞬 vs. 櫻井芯 ・オープニングファイト第1試合 56.5キロ キックルール 赤平大治 vs. 吉岡雄望