63歳で住宅ローンが残り「800万円」です。2年後に定年の予定ですが、早めに「繰上げ返済」すべきですか? 年金を受給しながらの返済は避けるべきでしょうか…?
繰上げ返済は資産状況に応じて検討を
定年退職時に退職金がある場合には、その金額を含めての資産状況を把握した上で、繰上げ返済を行うかどうかを判断しましょう。 また、定年を迎え再雇用にて働くことになった場合には、一般的に給与額は下がってしまいます。定年前に可能な限り貯蓄を進めることで、少しでも金銭的な余裕をもっておきたいですね。 加えて、毎月の住宅ローン返済額などにもよりますが、年金の中からやりくりをして返済を続けるのは家計を圧迫する可能性もあります。住宅ローンの影響でゆとりのない生活とならないよう、今後受給見込みである年金額についても把握した上で、繰上げ返済について検討してみてください。 出典 一般社団法人 全国銀行協会 Q. 住宅ローンの繰り上げ返済、効果的に行うには? 国土交通省 住宅ローン減税 執筆者:小林裕 FP1級技能士、宅地建物取引士、プライマリー・プライベートバンカー、事業承継・M&Aエキスパート
ファイナンシャルフィールド編集部