パーティーにキャサリン妃不在も ウィリアム皇太子をサポートした強力なプリンセスたち
5月21日(火)、バッキンガムパレスでは、今年3度目となるガーデンパーティが開催されました。 【写真】ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃のラブラブギャラリー
最初は15日、出席が未明だったチャールズ国王がサプライズで登場され、喜びとともに盛り上がり、2度目はアン王女が国王の代理として率いるかたちで出席。 そして今週、ウィリアム皇太子がホスト役として登場! これまでとは異なり、残念ながらキャサリン妃の同行はならず、おひとりでの出席となりました。しかし、そんな皇太子に力強いサポーターも! 結果、とっても華のあるパーティとなったのです。 この日のハイライトといえるのが、ベアトリス王女とユージェニー王女、そしてザラさん&マイクさん夫妻にピーター・フィリップス氏の存在! キャサリン妃不在の中、従姉妹たちがウィリアム皇太子をサポートするために揃って同席されたということですね。よって、3日間の中で、最も若いロイヤルメンバーの日となりました。 となれば、やはりファッションも華やか。しかも、日本ではあまり注目されてはいないものの、昨今とってもオシャレぶりが上がっているロイヤルメンバーが出席。というわけで、詳細を含めご紹介します。 王位継承順位の順に、まずはベアトリス王女(写真左)。 ピンクのパフショルダーに、前立てにフリルがあしらわれたドレスは、ビューロ・ロンドンのもの。王女の鉄板ブランドで、キャサリン妃もご愛用のロイヤルに人気のブランドですね。 白にスワロフスキーで装飾されたヘッドバンドや、アニヤハインドマーチのクラッチと、ドレスのパールボタンの色にリンクさせた、とても上品なコーディネートがです。さすがお洒落大好きで、ファッション業界に顔の広い王女です。 ご結婚以来、個性的なスタイルが影を潜め、すっかりエレガントでモード感のあるスタイルへと一変。これも安定してお幸せな結婚生活を象徴していると言えるのでしょう。よって今では、ファッションも大好評。現に、このスタイルも可愛いですよね♡ ドレス/ビューロ・ロンドン、ヘッドドレス/エミリー・ロンドン・ヘッドウェア、クラッチ/アニヤ・ハインドマーチ、靴/ジェニファー・チャマンディ 続いてはユージェニー王女(写真中)。 白のミディ丈のドレスは、シンプルながら、スカート部分にアシメトリーなラッフルがアクセントになったデザイン。 産後まだふっくらさが残る王女に、無地でボディラインがわかりにくいこんなデザインは、ピッタリで素晴らしいチョイスです。 そのかわり小物でアクセントを。 見えにくいですが、ヘッドピースが超素敵なんです! ローズピンクにパステル系のお花が刺繍され、バックは大きなボウで結ぶデザイン。前後どこから見ても華やかで、ドレスがプレーンな分、ヘッドピースが引き立ち、全身バランスも良いですね。 さらにバッグはベージュで、締めの靴をバレンティノのロックスタッズ・パンプスのメタリックシルバーという、エッジを効かせた小物使いがお見事です。 雨の日の白コーデ、お気の毒に思いつつも、実は映えてもいたので、結果オーライ?!なんて思ったりも。 ドレス/ウラ・ジョンソン、ヘッドピース/エミー・ロンドン・ヘッドウェア × アリス・アーチャーのコラボ、ショルダーバッグ/エムツーマレティエ、メタリックシルバーの靴/バレンティノ そして最後はザラさん(写真右)。 実は最近、めきめきファッションセンスがアップし、従来の人気に加えますます注目が集まってるんです。 この日のファッションも期待以上の素敵さでした♡ 白に、パフショルダー、シャツカラーとクラシックなデザインのフィット&フレア、ピンクのボタンがアクセントになったドレス。それに合わせてお帽子もピンクのボーターハット。 シンプルなコーデなのに、雰囲気のあるスタイルが、オシャレ感の理由。 英国では、このファッションがマイフェアレディの主人公イライザのようだと、好感度とともに大好評。 ユージェニー王女同様に、雨の日の白でしたが、こちらは光沢がある素材ゆえ、雨や汚れも多少弾いてくれそうで、実は賢いチョイスのようにもお見受けしました。 カスタムのドレス/ローラ・グリーン、帽子/サラ・カント、靴/エミー・ロンドン このように悪天候の中、華を添えられた若手ロイヤルの皆様でしたが、実はすべてのお洋服が、この日初お披露目のニューアイテムだったんです。それだけ、この公務に気合いが入っていた?! とも推測。 なにせ現在、王室のスリム化に加えトップのおふたりがガン闘病中という状況の中、今後若手王族の方々がパートタイムというかたちでも、何か公的な役割に関わってくることがあるのか、注目されているところ。
MIZUHO NISHIGUCHI