山形の中高生チーム、チアダンス全国大会へ 東京で23、24日
山形市を拠点に活動する「CROWN(クラウン) Cheer&Dance(チアアンドダンス) Team(チーム)」のメンバーが東京で23、24日に開かれる全日本チアダンス選手権大会に出場する。東北予選を勝ち進み、今年はチームから中学生と高校生でつくる2チームが大舞台を踏む。息の合った、完成度の高い演技を披露しようと練習に熱が入る。 チームは市内などの幼児から高校生まで約90人が所属し、昨年結成され、週2~3回レッスンを行っている。山形北高チアリーダー部の元キャプテン・高岡夏南さん(33)がコーチを務め、イベントなどでの出演機会は多い。 メンバーは9月21日に同市総合スポーツセンターで行われた東北予選大会を通過し、全国の切符を手にした。昨年も中学生チームは全国出場し、経験者もいる。今回中学生チームは7人、高校生チームは8人で結成する。振り付けや使用する音楽は高岡さんが考案。1分45秒~2分15秒で洋楽のビートが利いたダンス音楽に合わせ、ポンポンを手に力強さや動きの正確さを競う。
全国大会では、両チームが出場する部門に、10~20チームがエントリーしている。山形二中3年伊藤凛さん(14)は「今までやってきたことを出し切りたい」、山形城北高1年槙心花(みはな)さん(15)は「見ている人が楽しくなれるようなダンスを披露したい」と意気込む。