<西園寺さんは家事をしない>ドラマPに聞く第3話 松本若菜の“偽家族”生活とは “YouTuber”津田健次郎も本格的登場
俳優の松本若菜さん主演で、人気グループ「SixTONES」の松村北斗さんも出演する火曜ドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS系、午後10時)の第3話が7月23日に放送される。今作を手がける岩崎愛奈プロデューサーが、第3話の見どころを語った。 【写真特集】“YouTuber”津田健次郎も本格的に登場! 第3話の場面カットをさきどりで
ドラマは、ひうらさとるさんの同名マンガ(講談社)が原作。徹底して家事をしない主人公・西園寺一妃(さいおんじ・いつき、松本さん)と、年下で訳ありシングルファーザーの楠見俊直(松村さん)、その娘ルカ(倉田瑛茉ちゃん)の風変わりな同居生活を通して「幸せって何? 家族って何?」を考えるラブコメディーだ。
◇岩崎Pのコメント
第2話の終わりで西園寺さんから楠見に対し、偽家族になろう、という突拍子もない提案がありました。「ひらめきワクワク女子」の西園寺さんは、“偽家族”という面白いことを思いついたぞと思って気持ちが盛り上がっていますが「ロジカルズバズバ男子」の楠見は、西園寺さんの提案の意味や、そもそも“偽家族”とはどういうものなのかよくわかっていない。懐疑的な楠見を丸め込むようにして西園寺さんは、前例のない“偽家族”という関係を、実際に3人で検証してみよう、と押し進めていきます。
そんな中、楠見の妻・瑠衣の母親である波多野里美(奥貫薫さん)の存在が明らかに。楠見にとっては、亡くなった瑠衣が結びつけてくれた義理の母であり、ルカにとってはおばあちゃんである里美。ですが、どうやら楠見と里美の関係はあまり上手くいっていない様子……。
新しい生活のかたちにワクワクする西園寺さんに反して、また別の問題と向き合わなければいけない楠見。心境の違う2人の間に、少し重たい課題があることが見えてきます。
“偽家族”を提案した西園寺さん自身も、新たな生活を検証していく中で、偽とはいえ“家族”を築いていくことは思っているほど簡単ではないこと、だと気づいていきます。だけど、その壁は3人が一緒だからこそ乗り越えられるかもしれない。そんなふうに信じながら奮闘する西園寺さんと、西園寺さんによって少しずつ変わっていく楠見の姿を、ぜひ見ていただきたいなと思っています。