若い世代に多い消費者トラブルの実態を知ることで被害を未然に防ぐための特別講座が、16日大分市の高校で行われました。 【写真を見る】クーリングオフ制度などを説明　通信制高校で消費者トラブル防止の特別講座　大分 この特別授業は、成人年齢の引き下げを受けて大分市の通信制高校、府内高校が2年前から行なっています。 生徒およそ180人が参加した16日の講座では、SNS上での通信販売や、エステ・脱毛サロンの契約など、若者が巻き込まれやすい消費者トラブルの事例が示されました。 講師を務めた専門家は、生徒に対し被害を防ぐための契約の基本ルールや、クーリングオフ制度を説明しました。 （生徒）「甘い話に乗らないで、疑ってみようと思う」「成人すると自分で責任を負うことになるので、後悔がないようにきちんと正しい情報を得て判断したい」 県は、トラブルに巻き込まれた場合は、消費者ホットライン「188」の利用を呼びかけています。