【23/24シーズンが移籍1年目の、サッカー日本代表・欧州組「通信簿」(1)】予想をはるかに超える活躍を見せた遠藤航と小川航基。それぞれが口にした自己評価とは――
6月代表ウイークが終わり、欧州組は束の間のオフを楽しんでいる。伊藤洋輝のバイエルン・ミュンヘン移籍が正式決定。毎熊晟矢(C大阪)のAZ移籍も本決まりになりつつある。だが、大半の日本人選手たちの去就はここからが本番と言っていい。 ■【画像】「アイドル並み」「圧倒的に顔が良い」と話題の、サッカー日本代表の“爽やか2選手”の練習姿■ 新シーズンに突入する前に、03-04シーズンを振り返ることも大切だろう。とりわけ、昨夏に新天地へ赴いたサッカー日本代表メンバーにとって1年目というのは地盤を築くうえで重要な時間だった。そういった面々に改めてフォーカスしてみることにする。 最も大きな成果を残した1人と言っていいのが、30歳にして世界最高峰クラブ・リバプールに赴いた代表キャプテン・遠藤航だろう。電撃移籍が実現した当初は「いくらシュツットガルトでデュエル王になった選手でも、リバプールで定位置を確保するのは難しいのではないか」といったネガティブな意見が飛び交うことも少なくなかった。 実際、11月まではプレミアリーグの出場機会が乏しく、カップ戦要員と位置づけられていた。本人も代表に戻ってくるためにコンディション面の不安を報道陣に聞かれていたが、 「毎週木曜日(のヨーロッパリーグ=EL)に試合をしているので、週1ペースで調整するサイクルはドイツにいた時と変わらない」と本人は普段通りの姿勢を強調。ユルゲン・クロップ監督の求めるボール奪取からの切り替え、前へつけるスピーディーなタテパスに磨きをかけ、周囲との連携確立に集中した。
■「自分も今はそういう環境に身を置いてる」
こうした取り組み方はシントトロイデンからシュツットガルトに移籍した2019年と全く一緒。最初出られなくてもブレずにやるべきことを続ければ、必ず道は開けると本人は分かっていたのだろう。その成果が12月頃から出始める。 最初はマック・マクアリスターの負傷がきっかけだったかもしれないが、遠藤は穴埋め役以上の存在感を見せつけ、瞬く間にアンカーのレギュラーの座を奪い取ることに成功したのだ。 1~2月のアジアカップ(カタール)でチームを離脱することが大きなダメージになるという見方もあったが、戻ってからも先発を外れる機会は少なかった。2月のカラバオカップ決勝・チェルシー戦でも120分間フル稼働し、タイトル獲得の原動力になった。 「1シーズン通して試合にも絡めたんで、そこはポジティブに考えている プレミアでの高いレベルでの経験も個人的にはすごくよかったと思う。W杯が終わって上位に行く他の国の選手たちが普段からタフな日程の中、チャンピオンズ(欧州CL)をやったり、リーグ戦も高いレベル中でやってることを感じていたんで、自分も今はそういう環境に身を置いてるところが一番のメリットですね」 遠藤は昨季公式戦44試合試合出場3ゴールという結果に納得の表情を浮かべていた。 「あとは試合に出続けるっていうことが大事」と本人も強調したが、重要なのは新シーズンだ。オーバーエージ枠でのパリ五輪出場も有力視される中、アルノ・スロット新監督体制でどう扱われるかは全くの未知数。現地メディアでは悲観的な報道もあるだけに、それを一蹴してほしい。
【関連記事】
- ■(この記事の後編)【23/24シーズンが移籍1年目の、サッカー日本代表・欧州組「通信簿」(2)】苦悩の時期を強いられた鎌田大地、上田綺世、中村敬斗。パリ世代の“ダブル鈴木”は来季が勝負か
- ■「奥さん美人すぎる」「めちゃくちゃ可愛い」J1川崎MF橘田健人の祝福に駆け付けた「美人妻」にファンざわめく!「奥様めっちゃキレイなお方ですね…!」と注目集まる【人気記事】
- ■「身長差がいい感じ」川口春奈と三笘薫の「肩くっつけショット」が大反響!「え!かわいい!かっこいい!最高」「この絵最強過ぎる」とファン興奮【人気記事】
- ■「奥さん美人すぎる」J2清水DF高橋祐治の「元AKB48メンバー妻」がスタジアム来場で大反響!「Jリーガの奥さん綺麗過ぎてビビるシリーズ」などファン驚き
- ■「ほんまに綺麗すぎる…」「無双の美しさ」アーセナルMFの世界的美人妻の「ユニフォームワンピ姿」が話題に! 「勝利の女神」と称えられた衝撃的投稿