「こんなに穏やかに…」轟(戸塚純貴)が花岡(岩田剛典)の思い出話を明かす、視聴者安堵【虎に翼】
法の道に進んだヒロイン・猪爪寅子が、混乱する戦後の日本で奮闘する連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。8月20日放送の第102回では、悩む寅子に対し、轟が友人・花岡への思いを明かす場面が話題となった。 【写真】第51回より、花岡の死を知り激しく憔悴する轟 航一(岡田将生)からプロポーズされるも、結婚するとどちらかの名字が変わることに気づき、深く悩んでしまう寅子(伊藤沙莉)。その後、轟(戸塚純貴)の事務所を訪れ、同性のパートナーを持つ轟の前で軽はずみな発言をしたことを謝る。 そのうえで名字に関する悩みを相談した寅子は、轟の恋人・遠藤(和田正人)への気持ちや同性パートナーの現状を知る。さらに、よね(土居志央梨)からも「結婚しても名字を変えたくないと思うこと。当然の権利だろ」と励ましを受けるのだった。 今回の放送では、轟が亡き友人・花岡(岩田剛典)への思いを語り、「佐賀にいたときも花岡が学校に行く時間に合わせて俺も家を出た。学校に向かう途中で会えるように」と、思い出を振りかえるシーンが流れた。 かつて花岡の死を知り、激しく憔悴した姿を見せた轟だけに、SNS上では「きちんと話せるまでに自分のなかで整理がついたんだな」「轟が曇りもなく花岡へのあのときの気持ちを吐露するのすごいよかったなあ」「花岡くんのことこんな穏やかに話せるまでになったのか轟くん」などの声が相次いだ。 放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。8月21日放送の第103回では、航一の家を訪れた寅子だが、航一のある提案で継母・百合(余貴美子)が怒りを見せる。 文/つちだ四郎