皇室に献上される「みしらず柿」の箱詰め(福島)
福島放送
皇室に献上される、会津地方特産の「みしらず柿」の箱詰め作業が行われました。 【遠藤里英子記者】「献上される柿は、手のひらほどの大きさです。丁寧に磨かれているため、つやつやと輝いています。」 箱詰めされたのは、会津若松市の北御山地区で11月3日に収穫されたみしらず柿270個です。 9軒の農家が収穫した中から、形や色付きが良いものを厳選、2週間かけて渋抜きされました。 知事を通して皇室に献上されるため、県職員が1つひとつ磨いて和紙に包んだあと、箱詰めします。 生産出荷組合によりますと、2024年は、暖かい日が続いたことから、例年よりも大きく甘みが強いということです。 北御山生柿生産出荷組合の高橋康治組合長は「今年も天候に恵まれまして、いい柿が出来ました。みなさんにおいしく食べていただきたいの一言ですね。」と話していました。 みしらず柿は、20日に皇室に届けられます。