”ヒグマ対策重点エリア”の三角山をハンター7人が巡視 ”痕跡”見つからずも…クマと人との「すみ分け」進める札幌市の「実施プラン」の一環
UHB 北海道文化放送
ヒグマの出没が相次いでいる札幌市西区の三角山で10月24日、ハンターが巡視を行いました。
巡視は24日午後1時から猟銃を携帯したハンター7人が三角山の自然歩道を中心に行いました。 この自然歩道では2024年4月以降、3頭の親子グマの出没が相次ぎ、札幌市は9月、母グマとみられる個体を駆除しました。 しかしその後も子グマとみられる2頭が目撃され、市は10月1日まで自然歩道を閉鎖していました。
巡視は2024年6月に市が策定したヒグマ対策重点エリアの実施プランに基づくもので、三角山は重点エリアの一つです。 ハンターが歩いて回ることでクマに人の存在を知らせ、クマと人との「すみ分け」を進めます。
「(クマが)どこを移動して、どこに潜む可能性があるのか、今のうちに痕跡などを調査しながら証拠を集めて、次につなげたい」(猟友会のハンター) 24日の巡視ではその後もクマが出没していないか、痕跡も調べましたが、足跡やフンなどは見つかっていません。
UHB 北海道文化放送
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