左から）劇団ひとり、バナナマン（設楽統、日村勇紀）©フジテレビ

3月27日（水）放送の『奇跡体験！アンビリバボー』（フジテレビ系　午後7時～9時）は、バナナマンと劇団ひとりがMCを務める番外編「超次元能力者vs歴史ミステリー」を送る。 【写真】物に残る“残留思念”からさまざまな情報を読み取ることができるというジャッキー・デニソン 予測不可能な出来事に人生を左右された人々のアンビリバボーな運命を紹介する『奇跡体験！アンビリバボー』。番外編として送る今回は、人間離れした直感を持つ超次元能力者のジャッキー・デニソンがいまだ謎の多い歴史上のミステリーに挑む。 イギリスで警察の未解決事件の捜査に協力し、数多くのメディアがその人並外れた能力を紹介したジャッキー・デニソン。普段使っている物や人が触れる物に残る“残留思念（人間が強く何かを思ったとき、その場所やものに残留するとされる思考や感情などの思念）”からさまざまな情報を読み取ることができる彼女は、人間離れした直感で見つけたいものの手がかりとなる映像やにおいを感じることができる。 2022年11月放送の『前代未聞バトル 超次元能力者VS仕事人』では、迷子になったペットを捜索。お気に入りだった飼い主のパジャマから残留思念を読み取り、迷子の猫の保護に成功した。そんなジャッキーがイギリスから再来日。前回から大幅にスケールアップし、新選組にまつわる歴史ミステリーを解明できるのかを検証する。 混乱の世で殺りくが相次いでいた幕末の京都で、治安維持を目的に結成された新選組。局長・近藤勇、副長・土方歳三をはじめ総勢200名以上で結成された幕末最強の剣客集団だ。その新選組を厳しいおきてで秩序ある集団に作り上げたのが、“鬼の副長”と呼ばれた土方だった。 旧幕府軍を率いて新政府軍と戦った「箱館戦争」の函館の地で戦死したと伝えられる土方だが、実際にどこで戦死し、どこに埋葬されたのか。それらを示す正式な記録は残されていない。土方の義兄・佐藤彦五郎の直系の子孫に当たる佐藤福子さんからの依頼を受け、いまだ謎に包まれ、臆測が飛び交う土方の死の真相にジャッキーが挑む。 資料館に残っているさまざまな史料の中から、歴史的遺産とも言うべき土方の愛刀が登場。ジャッキーは刀の残留思念から何を読み解くのか。ジャッキーが放った一言に、依頼主である土方の子孫は衝撃を受け、涙を流す。それは、佐藤家が極秘にしていた土方の遺髪の存在を言い当てるものだった。 ジャッキーのこの発言によって、土方の遺髪がメディア初公開。ロケに同行した、新選組研究のスペシャリストであり歴史家の伊東成郎も大興奮した、初公開情報に注目だ。 一方、劇団ひとり、高橋英樹、ハシヤスメ・アツコは、ジャッキーと共に“新選組の顔”である近藤のミステリーに迫る京都ロケを。依頼主は、近藤の生家子孫。1868年、近藤と土方が率いる新選組の残党は甲州勝沼で新政府軍と戦うも、大敗。その翌日、新政府軍に本陣を包囲され、このとき近藤が取った行動が、降伏とも言える「投降」だった。 戦うことで新選組を鼓舞してきたはずの近藤がなぜあっさりと「投降」という選択を取ったのか。その理由は明らかにされていない。近藤の気持ちを知りたいという依頼を受けたジャッキーは、子孫の自宅の仏間に飾られている写真から残留思念を読み解いていく。