【DEEP】元谷友貴が計量パス、平松翔戦へ“KOか一本で盛り上げる”完全決着宣言
5月3日(金・祝)に東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント『DEEP 119 IMPACT』の前日計量が2日、都内にて行われ、[DEEP 64kg以下 5分3R]に出場する元谷友貴(ATT)が63.95kg、平松翔(BLACK BELT JAPAN)が63.85kgでともに計量をパスし、マッスルポーズを作り好調をアピールした。 【フォト】元谷、割れた腹筋でマッスルポーズ! 当初、元谷は現DEEPフライ級王者の福田龍彌(MIBURO)と対戦予定だったが、福田が練習中に肩鎖関節脱臼の怪我をしたことにより欠場に。代わって平松翔がノンタイトル戦で元谷と激突することとなった。 計量を終えた元谷は「とりあえずしっかり勝って、KOか一本で大会を盛り上げます」とコメント。対する平松は「元谷選手が勝つと思っている人が多いと思いますが、引っくり返します」と意地を見せた。 元谷は囲み取材で「相手が変わったので作ってきたことは使えないですけど、今までやってきたことを出せば問題ないかなと思っています」と直前の変更にも動じていない様子。その背景には、「向こう(ATT=アメリカン・トップ・チーム)で3、4週間、強度を上げてきたのでいい練習ができていると思います」と強豪の中でもまれてきたことが、身になっているのだろう。 また元谷は最近、自身のYouTubeチャンネルを立ち上げ動画を配信しているが、トークがうまくなっていると評判も。だが元谷は「いやー、うまくなってはいないですけど、編集でうまく作ってもらっています」と苦笑。今後の動画アップについては、「僕のことを少しでも知ってもらえたら。でも、あまり無茶な企画はやりませんよ」とらしいコメントを残した。 久しぶりのDEEPでメインイベントを任された元谷は、KOか一本で完全決着をつけることができるのか。平松の意地を含めてメインイベントに注目したい! <2人の近況> 元谷は、元DEEPフライ&バンタム級王者。21年からはRIZINで5連勝を挙げ、昨年5月に朝倉海に挑むもKO負け。その後所属をATTに変え、11月のDEEPではCOROにTKO勝利も、大晦日はヴィンス・モラレスに判定負けを喫した。 平松は三日月蹴りや鋭いパンチを武器に、過去には3連続1Rフィニッシュを達成したことも。今年3月の前戦では、魚井フルスイングとのストライカー対決に挑み、ギロチンチョークで仕留めて一本勝ちを決めている。 <計量結果> ▼メインイベント(第8試合) DEEP 64kg以下 5分3R 元谷友貴(ATT)→63.95kg vs 平松 翔(BLACK BELT JAPAN)→63.85kg ※福田龍彌(MIBURO)が怪我で欠場し平松に変更、バンタム級王者決定戦から64kg以下ノンタイトル戦に変更