夏休み中の小学生が港湾物流の仕事を体験すイベントが静岡市の清水港で開かれました。 　日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で開かれたこのイベントには小学生とその保護者らおよそ２０人が参加しました。 　子どもたちは清水港を拠点とする物流会社「鈴与」の担当者から、港に停泊しているコンテナ船の大きさや、一隻に積めるコンテナの数などについて説明を受けました。 　その後、コンテナにゆがみや破損がないか確認する仕事を体験しました。 　続いて行われた「静岡の豊かな海を次世代につなぐために」と題したディスカッション。 　静岡市の難波市長は、技術革新で海洋分野でも新しい産業が興るとして「子どもたちに海に関心を持ってもらい、海の仕事に就きたいと思ってほしい」と話していました。