フリースクールに通う子どもたちの居場所づくりや学びの場の確保に向け新たな取り組みが始まりました。 様々な事情で学校に通えない子ども達を受け入れているフリースクールは授業料などの補助制度がないほか子ども達が在籍している学校では成績の評価が難しくオール１をつけられるケースもあるということです。 フリースクールなどを運営するＮＰＯ法人珊瑚舎スコーレの西山哲平さんはこうした課題を解決しようとフリースクールや子どもの居場所づくりに取り組む団体に新たな連絡協議会への参加を呼びかけています。 それぞれの団体が連携し行政などへの働きかけを行いたいとしています。 ▽珊瑚舎スコーレ　西山哲平さん： 「学校批判や対立構造ではなくて、共に働いて子どもたちのために制度作りやセーフティーネットになるような支援がしっかりできるような、そして選択肢が広がっていくようなそういう取り組みをやっていきたい」 説明を受けた暮らしの学校ツナグみらいの田中栄一共同代表は、協議会の設立に賛同しました。 ▽暮らしの学校ツナグみらい　田中栄一共同代表： 「（おのおのが抱えている問題が）表に出るっていうことが大事で、それをやっぱり伝えていくって言うことが大事、それを変えていくという次のステップにどんどんいけるというのがこの協議会の役割でもあるのかなと」 連絡協議会は来月の設立を目指すとしていて引き続き参加団体を募っています。