【写真：田中伸弥】

　サッカー日本代表は3日、AFCアジアカップカタール2023準々決勝でイラン代表と対戦する。昨年12月に所属するブライトンで足首を負傷した三笘薫は、今大会のグループステージ3試合を欠場し、ラウンド16・バーレーン代表戦で復帰。2日の練習後には自身のコンディションについて語った。 【画像】サッカー日本代表、イラン戦の予想フォーメーション 　1月31日のラウンド16では68分からピッチに立ち、アディショナルタイムを含めると30分ほどプレーした。得意のドリブルを何度も見せて相手の脅威となり、ゴールにはつながらなかったが、浅野拓磨に決定的なラストパスを出していた。 　イラン代表戦（2月2日）はラウンド16（1月31日）から中2日というタイトな日程となる。2月1日はピッチに姿を現さず、ホテルで調整。試合前日の2日は全体のトレーニングに参加し、練習後には「久々に試合に出られたのでコンディションは上がっている。（イラン代表戦は）先発から行けるくらい」と述べている。 　イラン代表戦に向けては「やることはシンプル。打開して得点に関与するところと、守備ではチームのために走る」と活躍を意気込む。「球際に強いチームなので食いついてくると思いますし、シンプルにはたくところははたいて、1対1は仕掛ける」と話すとともに、一発勝負の決勝トーナメントを勝ち抜くためには「まずはいい守備をすることですね。先制点を与えないことも大事ですし、日替わりヒーローという意味では途中交代の勢いも必要」とチーム全体で勝利に向かう必要性を強調していた。