【からつボート(モーニング)一般】樋口喜彦 見たことない景色が見えた
<25日・からつボート・初日> 〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉 樋口喜彦は初日1、6着と出入りの激しい一日となったが、レースでは見せ場たっぷりの走りを披露した。前半は田口節子がジカまくりに出た展開を見逃さず、冷静にまくり差して勝利。後半の6枠こそ大敗したが、展示ではピット離れで勢いよく飛び出して2コースに入るなど軽快な舟足だった。 その舟足も「出足の方ですかね。特徴のある足だと思います。直線もダッシュからだったけど悪くなかった」と自負するほど好感触。さらに特筆するのが「本番は出なかったけど、(タイミングが)合えば出ていきますね」というピット離れ。その良さは「見たことのない景色でした」と本人も目を丸くするほどだ。 近況は昨年8月以降予選落ちが続くが、今節は好感触の相棒ならごぶさただった〝景色〟も目にすることができそうだ。 ▼1R 樋口がコース取りから動いて差し切りへ。4―123―1235。 ▼9R 森口和紀は伸びにはまずまずの手応え。カド受けの中村かなえが低調なのもプラス材料。右隣の占部一真も好パワーで連動策に期待。4=5―全。