さだまさし、歌で能登に元気 森山良子、南こうせつら集いチャリティーコンサート「声をかけたら、全員が来てくれました」
シンガー・ソングライターのさだまさし(72)が19日、名古屋国際会議場センチュリーホールで「がんばれ能登 緊急支援チャリティーコンサート」を開催した。趣旨に賛同した森山良子(76)、南こうせつ(75)、泉谷しげる(75)、スターダスト☆レビュー、山崎まさよし(52)、バイオリニストの河井勇人(21)ら音楽仲間、お笑いコンビのサンドウィッチマンが参加。収益は全額被災地に送られる。 さだ、泉谷、南の軽妙なオープニングトークの後、山崎の「セロリ」でスタート。「道化師のソネット」(さだ)、「神田川」(南)などのヒット曲が続き、エンディングで出演者がそろって「翼をください」「上を向いて歩こう」を歌い、能登にエールを送った。 「口火を切ってやろうと声をかけたら、全員が来てくれました」とさだは仲間たちに感謝。「被災地の皆さんは、どうにか生活を立て直したいと思って頑張っている。僕らは歌や笑いを通じて、忘れていないよ、応援しているよ、という思いを届けていきたい」と言葉に力を込めた。 さだは自身が設立した公益財団法人「風に立つライオン基金」を通じてボランティアや炊き出しチームへの助成金や食材提供などの援助を続けるほか、今月6日と15日に珠洲市などでミニライブを行い、15日には泉谷も参加した。