アイスダンス“さらあつ”、ペア“さえるか”出場の全日本ジュニア、期待高まる次世代のカップル競技にも注目!
次世代の選手たちが競う全日本ジュニアフィギュアスケート選手権が11月15日から開催される。 【写真を見る】全日本ジュニアに出場するアイスダンス、ペアの選手たち 特にアイスダンスは、この全日本ジュニアで世界ジュニアなどの国際大会への出場権が決まるなど重要な大会だ。
アイスダンスは“さらあつ”に注目
アイスダンスで注目は、今大会連覇がかかる“さらあつ”こと岸本彩良・田村篤彦組。 北京五輪代表の小松原組や世界のアイスダンスの強豪たちが集うモントリオールのクラブで腕を磨く2人は、昨季JGPグダニスク大会で3位表彰台、初の世界ジュニア出場と世界の舞台で実力を発揮した。 結成3年目を迎える今季はJGP2戦に出場するなど、ジュニアアイスダンス界をけん引する存在となりつつある。 そんな2人の魅力はなんといっても、“さらあつワールド”全開の魅力的なプログラムだ。 リズムダンスは盛り上がり必至の『スパイダーマン』、フリーダンスでは映画『ワイルドスピード』の曲に合わせた疾走感あるプログラムを披露する。 会場を魅了する2人の演技に注目だ。
ペアは“さえるか”に注目
ペアは、“さえるか”こと、結成2年目の清水咲衣・本田ルーカス剛史組が出場する。 お互いシングルスケーターとして活躍してきた2人は、去年の全日本出場を機に本田はペアに専念。 清水もペアをメインに挑む今季は、オフシーズン約3カ月の間トロントで“りくりゅう”先輩と、“さえるか”と同時期にカップルを結成し、シニアで活躍する“ゆなすみ”こと長岡柚奈・森口澄士組とともに練習に励んできた。 その成果は国際大会で発揮され、JGPシリーズトルコ大会で3位表彰台にのぼり、その勢いにのりファイナル初進出を決めた。 予選の東日本選手権はケガの影響で出場を見送ったが、今季初の日本での大会に期待がかかる。
フィギュアスケート取材班