国民党、全国1139カ所の街頭で投票呼びかけ=侯氏や党首は台北都市圏で/台湾
(台北中央社)総統選の投開票を13日に控える中、最大野党の国民党は2日朝、全国の街頭1139カ所で有権者に投票を呼びかける活動を行った。総統候補の侯友宜(こうゆうぎ)新北市長や朱立倫(しゅりつりん)党主席(党首)は、それぞれ北部の新北市と台北市で出勤途中の人などに支持を訴えた。 侯氏や副総統候補の趙少康(ちょうしょうこう)氏、総統選と同日に投開票される立法委員(国会議員)選の候補者が投票を呼びかけた他、蒋万安(しょうばんあん)台北市長など各地の同党の県市長も応援に駆けつけた。 侯氏は新北市政府庁舎に程近い交差点に立ち、自身への投票を呼びかけるスローガンを唱えた。趙氏は北部・桃園市の街頭に立ち、声を上げた。 立法委員候補と共に台北市士林区の街頭に立った朱氏は取材に対し、この日の活動の目的は政権交代への決意を表明することだと語った。 (高華謙、王承中、游凱翔/編集:田中宏樹)