【土地は非課税!?】5000万円の土地と3000万円の建物を購入したのに「消費税」が300万円なのはなぜ?
消費税が発生する可能性のある費用
土地と建物を購入すると、土地には消費税がかかりません。ただし、業者を介して購入した土地だと、購入の際の仲介手数料に消費税が発生します。 例えば、5000万円の土地と3000万円の建物を購入し、仲介手数料を法律で定められている上限額(3%+6万円+消費税)であると仮定した場合の金額は以下の通りです。 ●手数料を含んだ税抜き合計額:8246万円 ●消費税:324万6000円 ●合計金額:8570万6000円 土地と建物の購入方法にもよりますが、仲介手数料の値段によっては想定よりも費用が多く発生する可能性があるので、注意しましょう。
土地の売買は基本的に消費税非課税
土地と建物を購入すると、土地自体に消費税はかかりません。土地代は非課税取引の一つに定められているためです。 ただし、駐車場として土地を使用する場合は、消費税の課税対象になります。もし自分の事業用の駐車場として土地を利用する場合は、消費税の対象になるのかを専門家などに確認しておきましょう。 また、業者を介して土地を購入した場合は、仲介手数料に対して消費税が発生します。仲介手数料の金額は業者によって異なる可能性がありますので、事前に調べておきましょう。 出典 国税庁 財産評価 第2章 土地及び土地の上に存する権利 通則 7 タックスアンサー(よくある税の質問) No.6213 駐車場の使用料など 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部