「年収103万円の壁」の引き上げを主張する国民民主党の古川代表代行は、17日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、「『103万（円の壁）の問題』。税制の協議の中できちんと扱うのかどうか、今回の経済対策に入ってこなければ、経済対策やその後の補正（予算案）には賛成できない」と述べ、政府の経済対策で何らかの対応が取られない限り、補正予算案に賛成しない考えを示しました。 衆議院選挙で与党が過半数割れしたことを受け、所得税の課税対象となる「年収103万円の壁」の引き上げを主張する国民民主党と自民、公明両党との協議が続いています。 立憲民主党・小川淳也幹事長: （「103万円の壁」を178万円に引き上げると）実際に8兆円減収するんだから、そのうち半分は住民税で4兆なんだから。それをどうするかということが本丸だ。 自民党・佐藤正久幹事長代理: 政治家として責任を持って、財源はどうするんだと。国民民主党さんと話して結果を出していく。これ決めないと（国会で）何も通りませんから。 自民、公明、国民民主3党の協議は18日も行われます。