トップ争いフェルスタッペンとノリス”共倒れ”でラッセル2季ぶりV 角田14位 F1オーストリアGP
◇F1第11戦オーストリアGP決勝(2024年6月30日 シュピールベルク レッドブルリンク=1周4.318キロ×71周) 3番手から出たメルセデスのジョージ・ラッセル(英国)が1時間24分22秒798で今季初勝利、22年のブラジルGP以来となる通算2勝目を挙げた。メルセデスも今季初勝利となった。1・9秒差でマクラーレンのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)が自己最高タイの2位、フェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)が3位。ポールポジション(PP)から出たレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)はマクラーレンのランド・ノリス(英国)とトップ争いを繰り広げていた64周目に接触し、パンクしたタイヤの交換を強いられて5位に終わった。2番手スタートのノリスはリタイアとなり、14番手から出たRBの角田裕毅は14位だった。 フェルスタッペンはスタートからノリスに差をつけ、24周目でピットイン。その後も順調に走行していたが、51周目の2度目のピットインでタイヤ交換に手間取り、ノリスとの差が一気に縮まった。その後はドライバーズランキング1、2位の2人が見応えある激しいバトルを繰り広げたが、結果的に”共倒れ”となり、3番手を走行していたラッセルがトップでチェッカーを受けた。 ◇決勝結果 (1)ラッセル(メルセデス) (2)ピアストリ(マクラーレン) (3)サインツ(フェラーリ) (4)ハミルトン(メルセデス) (5)フェルスタッペン(レッドブル) (6)ヒュルケンベルク(ハース) (7)ペレス(レッドブル) (8)マグヌセン(ハース) (9)リカルド(RB) (10)ガスリー(アルピーヌ) (11)ルクレール(フェラーリ) (12)オコン(アルピーヌ) (13)ストロール(アストンマーチン) (14)角田裕毅(RB) (15)アルボン(ウィリアムズ) (16)ボッタス(キックザウバー) (17)周冠宇(キックザウバー) (18)アロンソ(アストンマーチン) (19)サージェント(ウィリアムズ) リタイア ノリス(マクラーレン)