サクラマス3千匹、挑む滝越え 飛び交う魚影、北海道「さくらの滝」
北海道東部にある清里町の「さくらの滝」で、サクラマスが滝を乗り越えようと跳びはねている。サクラマスはヤマメが川から海にくだって大型化したタイプで、オホーツク海から斜里川に戻ってきて、上流の産卵地を目指す。 【写真】「さくらの滝」を越えようと試みるサクラマス=2024年6月28日午後4時41分、北海道清里町、角野貴之撮影 きよさと観光協会によると、毎年6~8月ごろ、約3千匹が高さ約2.5メートルの滝越えに挑む。通過するのは1割程度という。泡立つ滝の中から、魚影が次々と飛び出てくるようすは圧巻で、訪れた見物客は歓声をあげていた。昨年は3万人近くが訪れた。(角野貴之)
朝日新聞社