【卓球】張本美和 パリ五輪代表選出のワケ「パリで一番勝てる選手」日本代表監督が語る 中国チームへの強さを高評価
卓球女子のパリ五輪代表3枠目が5日に決定し、代表選手はシングルスで早田ひな選手と平野美宇選手、3枠目で張本美和選手が確定しました。 【画像】パリ五輪3枠目・張本美和選手とは これに合わせて張本選手の代表決定後、女子日本代表の渡辺武弘監督が取材に応じました。 「パリ(五輪)で一番勝てる選手というので絞りました」と話した監督。特に「中国を倒して金メダルを取りたい」というところに焦点を当てて代表の3枠目を選んだとのことです。 そこで、張本選手の「アジア競技大会でも王曼昱選手が非常に強い選手ですが、あの選手に対しても、負けはしましたが、非常に内容のいい試合で、競り合いを行いましたし。その後の12月のファイナルも世界ランク1位(孫穎莎選手)にも勝ちかけるような試合をした」という中国チームへの強さを高く評価したとのこと。 「勝ちはしなかったんですけれども、接戦を演じられることはなかなか、日本選手が中国選手と対等にできることはたくさんはないので。その中でそういう試合ができたというのは非常に評価できる」と張本選手の強さを語りました。 また、早田選手、平野選手、張本選手の中でのダブルスについては「早田選手が非常に好調でして、シングルスも非常に期待できる選手なので、軸としては早田選手がシングルス。張本選手と平野選手がダブルスでぐっと強化をできれば」と監督は話します。 しかし、早田選手の混合ダブルスでの成績にも触れ「オーダーを相手にばれにくくできると思いますので、いろんなペアでレベルを高めていきたい」との意気込みも話しました。 パリ五輪の卓球は7月27日から8月10日に行われます。