なぜ皆が突然、ビットコインに弱気になったのか
浮き沈みが常
しかし、最近の下落を大きな文脈で捉えると、2013年、キャメロン・ウィンクルボス(Cameron Winklevoss)氏とタイラー・ウィンクルボス(Tyler Winklevoss)氏が提出した最初のビットコインETF申請をSECが却下した日にビットコインは30%近く下落した。 一方、中国人民銀行が暗号資産の禁止を決定し、当時の「ビッグ3」取引所だったフォビ(Huobi)、オーケーコイン(OKCoin)、BTCCを規制したことから2017年の強気相場が始まった。 つまり、ビットコインには常に浮き沈みがある。ビットコインETFは、価格上昇を後押しするという点では期待外れだったが、それでもビットコインの長期的な存続可能性を象徴するものだ。 ビットコインETFは、取引開始からしばらくは記録的な取引高を記録しており、ドイツ銀行の調査によれば、ビットコインETFへの資金流入の大半は個人投資家からで、ビットコインETFがビットコインの普及を促す可能性のあるツールであることを示している。 バーニスケ氏が言った通り、「いつものように、忍耐が味方」だ。 |翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸|画像:Shutterstock|原文:Why Is Everyone Suddenly Bearish About Bitcoin?
CoinDesk Japan 編集部