霜降り明星・せいやが熱弁!『ハイキュー!!』の魅力とお笑いとの意外な共通点【後編】
前編に続いて『ハイキュー!!』を愛してやまない霜降り明星・せいやのインタビューを掲載。後編では、主に烏野高校VS音駒高校の話題や、公開されたばかりの劇場版について語っていただいた。 【写真】実は『ハイキュー!!』だけでなくバレーボールも好きなせいや *** 猫又監督と飲みに行きたい! ――『ハイキュー!!』にはTVアニメから入られたと仰っていましたが、原作漫画は最後まで読まれたんですか? せいや いや、実はあえて読んでないんです! やっぱりTVアニメから入ったっていうのがあるので、TVアニメ第4期までを一通り観て、続きは映画でやるというのを知って、原作も同じところで読むのをやめたんです。 もう1年半か2年くらい?原作を読んでなくて、ネタバレも徹底的に避けてるので、今ここにある単行本の表紙も見たくないくらいなんです(笑)。だから当然、今回の映画で描かれる「ゴミ捨て場の決戦」の結果も知らないんですよね。マジで劇場で観たいんで! ――霜降り明星のYouTubeチャンネル「しもふりチューブ」では、『ハイキュー!!』を2回も取り上げていただきました。 せいや 2回目の時は1回目の動画の内容を完全に忘れてて(笑)、ちょっと内容がカブってるところもあるんですけど。もう毎日動画上げてるとね(笑)。でも、『ハイキュー!!』が好きでたまらないっていう気持ちがあふれちゃって。 その気持ちはもちろん今でもずっとあって、もっとこの作品を読んでほしいし、観てほしい。特に男性の読者に観てもらいたいんですよ。「女性人気が高そう」というだけで敬遠している男性に、「男性も女性もみんな楽しめる、超面白い作品ですよ!」って伝えたくて。 ――2本目の動画では西谷(夕/烏野高校)と猫又監督(音駒高校)、そして日向(翔陽/烏野高校)を好きなキャラクターに挙げていました。そこは今も変わりませんか? せいや そうですね。音駒の猫又監督のバレーボールに対する美学というか、敵も味方も関係なくバレーボールの面白さを伝えたいっていうのは、やっぱカッコイイと思いますね。だって教育者として100点じゃないですか。合宿で烏養コーチ(烏野高校)たちと飲んでたみたいに、一緒に飲みに行きたいですもん(笑)。自分もああいう歳のとり方をしたいですよね。若い人にいろんなものを与えられる人になりたい。 ――猫又監督と烏養コーチのおじいさんである烏養一繋元監督が、「ゴミ捨て場の決戦」の因縁の始まりでもありますしね。ちなみに音駒高校で好きなキャラを挙げると誰ですか? せいや うーん、黒尾(鉄朗)ですかね。音駒の司令塔はセッターの(孤爪)研磨だけど、その研磨のメンタルとかチーム全体を支えてるのは主将の黒尾だと思うんですよね。音駒の脳は研磨だろうけど、その脳に血を送っているのは黒尾なので。そういう意味でもとにかくカッコいい選手だと思います。