【中日】高橋宏斗 首位・広島に7回零封で4連勝「どちらが先に1点取られるかだと思っていた」
中日は21日の広島戦(バンテリン)に1―0で勝ち、連敗をストップ。首位・広島とのゲーム差を5・5に縮めた。 【動画】最後はライデルが三振締め!交流戦明け白星発進 中日は3回、先頭カリステが広島先発・床田のツーシームをフルスイング。打球は左翼席へ飛び込みドラゴンズが1点を先制した。「スタンドに入るかわからなかったから、ボールを見過ぎてベースを追い越すところだった。それは冗談だけど、浮いてきたボールをしっかりスイングできて良かったよ」。カリステは6号アーチに笑顔を浮かべた。 中日先発・高橋宏斗投手(21)はカープ打線を6回までわずか2安打に抑える完璧な投球。7回には野間、小園の連打と上本の送りバントで一死二、三塁の大ピンチを迎えるも、代打・松山を遊ゴロ、菊池を見逃し三振に仕留めてマウンド上でガッツポーズ。8回は松山、9回はマルティネスが0点に抑えて最少リードを守り切った。 無傷の4連勝を飾った高橋宏は「(広島先発の)床田さんの今季の状態もわかってましたし、どちらが先に1点取られるかだと思っていた。自分自身が粘れたのは良かったと思います。(7回は)あそこで今日の試合が決まると思ったのでフルの力を出しました」と力強いコメント。 「(チームは)最下位だったんですよね。そこは自分にも責任がある。長いイニングを投げて、チームの勝ちにつなげるピッチングをしたいと思いました。床田さんより先にマウンドを降りない、先制点を与えないということを意識してマウンドに上がりました」という高橋宏の防御率はこれで0・49。背番号「19」は竜投の大黒柱へと急成長中だ。
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