「猫背、巻き肩、ピーマン尻」を解消 「カーヴィーボディ」で魅せた金融系会社員がボディコンテスト日本大会に挑む
コンプレックスは誰しもが抱えているかもしれない。それを筋トレによって解消し、ベストボディ・ジャパンに出場する中嶋仁美(なかじま・ひとみ/34)さん。「猫背、巻き肩、ピーマン尻」の後ろ姿がコンプレックスだったというが、見事解消し自身の理想を実現しているという。 【写真】中嶋さんの「ピーマン尻」を解消したバックポーズ
コロナ禍で在宅勤務が主流になったことと、知人がジム通いをしていたことで、筋トレを始めた中嶋さんは、インスタグラムで流れてきた写真を観て興味が沸いた『ベストボディ・ジャパン』への挑戦を決めた。 昨年はベストボディ・ジャパン千葉大会、神戸大会でグランプリ、今年は宇都宮大会でグランプリを獲得。24日(日)の日本大会に向けて肉体改造中だ。 トレーニングを始めるまでは「猫背、巻き肩、ピーマン尻」の後ろ姿が嫌だったというが、今ではインスタグラムでS字ラインを強調したカーヴィーなバックポーズを披露し、「理想に近づいている」とコメントしている。 中嶋さんの職業は金融系会社員でボディコンテスト出場と仕事との両立に気を配る。 「最初、コンテストに出場すると伝えたときは皆さん驚かれましたが、今では懇親会では私が食べられる和食などのヘルシーなお店を選んでくださったり、周りの理解と協力に感謝しています。その分、仕事面では絶対に迷惑をかけないようにと、より一層仕事に取り組んでいます」 また、コンテスト出場による人脈の広がりも実感しているようだ。 「フィットネスを通じて普段サラリーマンをしているだけでは関わることのない方々と出会い、切磋琢磨し合えて、人脈もより豊かになりました」
ボディコンテストへの挑戦はたとえ順位が付かなかったとしても、自分のなりたい身体になる過程を楽しむことができる。さらに順位は争うことにはなるが、周りのライバルたちから刺激を受けたり、情報交換をしたり、中嶋さんのように高め合えることも魅了なのだ。
取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:舟橋賢