「まあ死なんやろ日記」第8話

海外に移住しオカリナのオンラインレッスンを行いつつ、X(旧Twitter)で漫画を発信しているオカリナ講師のジャスティン(@Justin_ocarina)さん。自身をキーウィ(ニュージーランド固有の鳥)のキャラクターとして描いた、ゆるくてかわいい世界観に病みつきになる読者が増えている。 【漫画を読む】夜中、家の前に突如現れた結婚式会場 ウォーカープラスでは、ジャスティンさんの海外での日常を描いた「月収5万エジプト在住 まあ死なんやろ日記」の連載を連載中。第8回となる今回は、エジプトの結婚式にまつわるお話。エジプトならではの結婚式の文化についてインタビューを交えながら紹介する。 ■にぎやかで自由なエジプト流ウェディング ――エジプトの結婚式ならではの独特な雰囲気や魅力について、印象的だったことがあれば教えてください。 とにかく「何か音を出す」ことでにぎやかにして祝います。車でクラクション、叫び声、大勢の人、とにかくにぎやかです。 ――結婚式には何人くらい参加するのでしょうか。また、日本の結婚式でいうところのご祝儀や服装マナーなど、結婚式に参列する際のルールはありますか？ 人数については百人程度から千人規模までまちまちのようです。私が外国人だからなのかもしれませんが、持参品については特に何も言われませんでした。しかし、そもそも持参品を渡す受付のようなものは設けられておらず、まっすぐ会場に入りました。贈り物をしたい人は直接本人に渡すのかもしれません。服装も皆それぞれでした。今まで2回出席しましたが、2回ともそうでした。ダンスがはちゃめちゃですので、あまり細かいルールはないのかもしれません。 ――結婚式の演出で一番驚いたことはありますか？ 音楽の音量です。隣の人と会話できないレベルでした。また、皆の体力にも驚きました。日本では新婦が1日ウェディングドレスを着ているだけで疲れて参ってしまう例を幾つか見てきましたが、朝から晩までドレスで踊ってもエジプトの新婦はまだ元気でした。おじいさんおばあさんも異常な体力で、ずっと踊っていました。 ――結婚式でオカリナの演奏を頼まれたとのことでしたが、演奏後の周りのリアクションなどはいかがでしたか？ できるだけ明るい曲を選んだつもりでしたが、「しっとりしたのもいいね」みたいな感じで着席してほほえましく見ていただけました。もちろん、皆その後すぐにダンスミュージックに戻っていきました。 次回更新は2024年3月10日(日)20時を予定。