女川原発2号機の原子炉停止 石巻市長が「信頼損ねる」 再発防止の徹底求める〈宮城〉
仙台放送
女川原発2号機が再稼働してから7日目でトラブルにより原子炉を停止したことについて、宮城県石巻市の齋藤正美市長が「信頼を損ねる」として東北電力に再発防止を求めました。 東北電力女川原発2号機は10月29日、原子炉を起動し、震災後13年7カ月あまりを経て再稼働しました。 11月3日には発電再開を予定していましたが、原子炉内に入れる計測機器にトラブルが見つかったことから、東北電力は4日、原子炉を停止し原因を詳しく調べています。 このトラブルについて石巻市の齋藤正美市長は「遺憾」であるとして、東北電力に対し安全を最優先にした上で再発防止の徹底を求めました。 石巻市 斎藤正美市長 「トラブルを起こすこと自体、信頼を損ねる。とにかく安全を最優先に今後もしっかり取り組んでほしい」 東北電力は、原子炉を再び起動させる時期について、現時点で未定としています。
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