「VICTORYしゃけまるとしゃけまる」を手にする土井アナ（左）と滝谷（撮影・高橋　茂夫）

　元ファイターズガールで、現在はFビレッジアンバサダーを務めるタレントの滝谷美夢（25）と、「GAORA　SPORTS」で日本ハム戦の実況を担当する土井悠平アナウンサー（36）による異色コラボが実現した。日本ハムをグラウンド外で支える2人が初対談し、交流戦までの戦いぶりを振り返りながら、“ファイターズ愛”あふれるトークを繰り広げた。 　――今年のファイターズの戦いぶりはどう見ている？ 　滝谷　負けていても逆転するかもっていう雰囲気を感じます。 　土井　去年はなかったってこと？ 　滝谷　いやいや！そういうわけではないんですけど…（笑い）。 　土井　確かに2、3点取られても期待感がある。 　滝谷　就任3年目で、新庄監督がやりたいことの歯車が合ってきたのかなって。それがマッチしていい雰囲気だなって思いますね。 　土井　新庄監督の起用法はオーダーが日替わりで独特。競争意識が生まれて、いい方向にいってるのかな。 　滝谷　スタメンにしてくれた期待に応えたい選手の思いも伝わってくるようなプレーが見られてますよね。 　土井　新庄監督の人身掌握術というか、“モチベーター”の側面が大きい。上司にいてほしいですよね？ 　滝谷　そうですね！いてほしいです！ 　土井　滝谷さんはいつも球場のどこで見てるんですか？ 　滝谷　私はファイターズガールの控室で一緒にテレビ画面で見ています。 　土井　“今日長いなー”とか思って見てません？ 　滝谷　そんなことないですよ（笑い）。 　――ここまでのMVPを選ぶなら誰？ 　滝谷　私は…、田宮選手かな。去年の最後の方に1軍で出てきて、今は打席に立ったら打ってくれる感じ。得点圏打率も高いし。捕手でも、若くても投手を引っ張っていこうとしてるし、開花しているように感じます。 　土井　開幕スタメンマスクで、今の成績だから凄い。 　滝谷　ご本人も今年はやらなきゃ（今後は）厳しいかもって、去年とかはきっと思ってたと思うんですけど。プレッシャーもなく活躍されている。 　土井　僕は新庄監督。交流戦が始まる前まで打順を代えると、ピタピタはまっていた。1番に起用した選手がことごとく活躍して、その結果、調子が上向くこともあった。 　滝谷　水谷選手とかもそうですよね。 　土井　でも、水野選手も捨てがたい…。 　滝谷　そうなんです！私も水野選手で迷いました。水野選手で勝った試合も結構ありましたもんね。 　――今年のここまでのベストゲームは？ 　滝谷　ベタかもしれないですけど…。 　土井　せーので言いましょうか。 　滝谷＆土井　せーの、5月12日！ 　滝谷　ははは、ですよね！あれは凄かった。母の日で、お誕生日だった伏見選手が（同点打を）打って。 　土井　そこから水野選手が決めた。伏見選手のタイムリーはGAORAのディレクターも“男だけどほれました”って言うぐらい。今季のファイターズを象徴していましたね。 　滝谷　最後の一丁締めで水野選手が“これが今年のファイターズです”って言って、まさにって感じでした。