【大人のユニクロ】日本未発売。「ユニクロ アンド エンジニアド ガーメンツ」を海外で買って、ぜんぶ着てみた!(後編)
海外限定で11月10日に発売され、日本のファンは涙をのんだ「ユニクロ アンド エンジニアド ガーメンツ」をニューヨークで購入。モデル着用&ディテールカットを撮影した。どうしても欲しい大人男子は本稿を参考にして欲しい。 前編ではオンラインサイトに掲載されている公式画像と、実際の商品画像を併せてチェック。後編では俳優・モデルとして活躍する若林拓也がアウター3型を試着する。 【写真】大人のユニクロ|日本未発売。「ユニクロ アンド エンジニアド ガーメンツ」試着ルポの画像をもっと見る
PUFFTECH Hooded Coat (HEATTECH) DARK GREEN
若林の身長は180cmで、海外Lサイズ・ダークグリーンを着用。アイテムにもよるが、海外サイズは日本サイズよりも袖丈と着丈が長い。 若林:フードの裏地にヒートテックが入っていて暖かく、フードをずっと被っていたい。ここまで男っぽいコート、「ユニクロ」では初めてみました。 寒風に揺らぐフィッシュテールが印象的。最もロング丈の「PUFFTECH Hooded Coat (HEATTECH)」は既存の「ユニクロ」には存在しないミリタリーテイストのデザインコートだ。日本が誇るグローバルブランドの高機能素材が、同じく日本人デザイナーの手によって海外に提案されるという、サラリーマン感涙の裏のストーリーにまで想いを馳せてしまう。
PUFFTECH Utility Jacket (HEATTECH) BLACK
ポリエステルがメインのフィッシュテールコートと異なるウォッシュドコットン素材のラギッドなミドル丈アウター。ジップを上げても首もとあたりで収まる絶妙なバランスは、「エンジニアド ガーメンツ」での経験則と試行錯誤の結果なのだろう。 実際、米国で初速での1番人気はこれだ。1999年のブランド立ち上げ当初より、アメリカ人以上の熱量でメイド・イン・アメリカにこだわり続ける鈴木大器の手腕を否が応にも感じさせる。
PUFFTECH Short Blouson (HEATTECH) NAVY
日本での前評判はこのボンバージャケットが突出していた。ミリタリー由来ならば目立たせるはずの左腕中央に付随するアイコニックなポケットも控えめなつくりで、ウールの単色アウターとして大人のドレッシーなアウターコーディネートまで自在に楽しめる。 シンプルなMA-1タイプかと思いきや、右前身頃に施されたポケット、ジップとの両軸でニュアンスを与えてくれるフロント上部のスナップボタンなど、3型の中で最もデザインコンシャスな1着となっている。
オマケの1枚。 ニット帽とマフラーは、11月10日(金)発売の「ユニクロ アンド エンジニアード ガーメンツ」と同じく、11月23日(木・祝)に発売されるや否やほぼ全アイテムが即完売した「UNIQLO x ANYA HINDMARCH(ユニクロ × アニヤ・ハインドマーチ)」から。ボンバージャケットと同じネイビーを選んで合わせてみた。 若林:海外限定と即完売コラボ…。もしかして、今秋冬で最もレアなコーディネートなのでは!?