バケモノ伝承の検証中に起こる悲劇を描いた「今、僕は嘘をついている」レイトショー公開
映画「今、僕は嘘をついている」が7月27日から8月2日まで東京の池袋シネマ・ロサにてレイトショー上映されることがわかった。 【動画】「今、僕は嘘をついている」予告編はこちら 本作の主人公は、かつて所属していた劇団が運営するYouTubeの動画撮影に参加した江藤秀春。とある宿へ、旅人を食うというバケモノの伝承を検証する目的で訪れるが、撮影中に仲間たちが次々とバケモノに惨殺されていく。そして秀春は宿から逃げ出し、警察官に助けを求めるのだった。 キャストには関口滉人、荒井まい、西山聖了、藤井花歩、原田朱、愛田天麻、町田英太朗、清水千歳、藤原絵里、サラミ、アライジン、小手勇人、ゆきおとこ、Sawa、山本琉愛が名を連ねる。助監督などを経て本作でデビューを果たす浦川公仁が監督を務め、「本作品の登場人物は全員嘘をついています。その嘘とは何かを考えていただき、視聴者の皆様自身嘘をついていないかと鑑みながら作品を楽しんでいただけると幸いです」とコメントした。 ■ 浦川公仁 コメント 嘘をつくとはどういうことなのか? 今の日本は、教育やメディアによる刷り込みによって「多様性」や「普通」という誰かの言葉を自分の言葉の様に話すことが当たり前になっていますが、そうなると言葉に真理なんてなくて全てが嘘に聞こえます。 人に嘘をつくということは自分にも嘘をついているということになり自傷行為の様なものではないでしょうか? 本作品の登場人物は全員嘘をついています。 その嘘とは何かを考えていただき、視聴者の皆様自身嘘をついていないかと鑑みながら作品を楽しんでいただけると幸いです。