【秋華賞】1番人気チェルヴィニアが完勝 オークスに続き2冠達成 ルメールは今年初の複数G1勝利騎手に
「秋華賞・G1」(13日、京都) 1番人気のチェルヴィニア(牝3歳、美浦・木村)が直線で抜け出し、オークスに続き2冠を達成した。勝ち時計は1分57秒1(良)。2着に外を強襲した5番人気のボンドガール、3着に2番人気の桜花賞馬ステレンボッシュが続いた。 セキトバイーストが大逃げを打ち、1000メートル通過は57秒1。離れた2番手にクリスマスパレードが続き、チェルヴィニアは中団でレースを進めた。ルメールは「こういうペースで(逃げ馬が)ゴールまで行くのは難しいので心配していなかった」と振り返る。「好きなポジションが取れました。ずっと自分のリズムで進めたら、冷静に走ってくれて、最後いい加速をすることができました」と完勝でタイトルをつかんだ。 今年のJRA・G1はフェブラリーSからスプリンターズSまで全て異なる騎手が勝利していたが、これでルメールが初めて複数勝利を飾ることとなった。2冠馬となったチェルヴィニアについて「またG1レベルで勝てると思います」とさらなる活躍を予告した。