アジア最高額の国は? 代表チーム市場価値ランキング7位。大苦戦…。イタリア人指揮官率いる中東の強豪
今年11月から開始する2026年北中米FIFAワールドカップのアジア2次予選、来年1月から開幕するAFCアジアカップ2023に向け、アジアの各国が活動を行っている。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したアジアの代表チームの市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は11月11日時点。
7位:サウジアラビア代表 監督:ロベルト・マンチーニ FIFAランキング:57位 総市場価値:1970万ユーロ(約27億5800万円) 最高額選手:サウド・アブドゥルハミド 昨年のFIFAワールドカップで優勝国アルゼンチンに劇的な勝利を収めたサウジアラビア代表。アジア内の総市場価値ランキングでは7位にランクインした。 エルヴェ・ルナール監督が今年3月に退任してから半年ほど正式な監督が不在な状況が続いたが、今年8月に、ロベルト・マンチーニ監督が指揮を執ることが決まった。同監督は、ユーロ2020でイタリア代表を優勝に導いた経験やマンチェスター・シティでプレミアリーグを制覇した手腕を活かし、チームの再構築を図る。 そんなサウジアラビア代表のチーム最高額は、DFのサウド・アブドゥルハミド(280万ユーロ/約3億9200万円)である。アル・ヒラルに所属する24歳のサイドバックは、昨年同時期から市場価値を100万ユーロ(約1億4000万円)伸ばしている若手有望株である。また、同じくアル・ヒラルに所属し、代表の10番を背負うサレム・アル・ダウサリは、200万ユーロ(約2億8000万円)の市場価値をもつ。カタールワールドカップのアルゼンチン代表戦で見せた、ペナルティエリア付近斜め45度からの芸術弾は記憶に新しいだろう。 グリーンファルコンズ(サウジアラビア代表)新体制は1分3敗と苦戦を強いられているが、27年ぶりのAFCアジアカップ制覇に向け、チームの立て直しを目指す。
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