【陸上】インゲブリグトセンがCOROSとパートナーシップ契約「パフォーマンス向上のため、データの取り扱いや分析の質を上げられる」
スポーツテック製品メーカーのカロス(COROS)は3月20日、男子中長距離のJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。 インゲブリグトセンがアキレス腱痛のため室内シーズンを見送り「今季は欧州選手権と五輪がすべて」 カロスはスマートウェラブルデバイスの開発をする米国発のメーカー。五輪男子マラソン2連覇中のE.キプチョゲ(ケニア)とも契約を結んでおり、彼の名前を冠したモデルも過去に発売されている。 インゲブリクトセンは「私にとっては、自分がやっていることすべてについてのデータがあることで、恩恵を受けられると思っています。COROSと一緒に、データ指標の最適な分析方法を理解することで、パフォーマンス向上のためのデータ指標の取り扱い方や分析の質を上げられると思っています」とコメントした。 インゲブリクトセンは2021年東京五輪1500mの金メダリスト。世界選手権では5000mで22年オレゴン、23年ブダペストで2連覇を果たしており、1500mでも両大会で銀メダルを獲得している。今季はアキレス腱痛のためまだ競技会には出場していないが、今夏のパリ五輪と6月の欧州選手権(イタリア・ローマ)を最大の目標としていることを公言している。
月陸編集部