新生ラグビー日本代表、メンバー35名を発表。エディジャパンの旅路が始まる
「私たちがワールドカップでトップ4入りするためには、本当にハングリー精神を持って、毎日1分でも無駄にしたくない、改善したいと思っている選手が必要になってくる。だから、そういう選手たちを35人選ぶことができたら、ワールドカップで、私達の夢が叶うチャンスが生まれると思う」と説明した。
特に選考で悩んだポジションを聞かれてジョーンズHCは、「日本では、SH(スクラムハーフ)とWTB(ウィング)の選手は本当に層が厚く、3人を選ぶことが非常に難しかった。
その中で選ばれたのが、小山大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)、藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)になる」。
「WTBでも右WTBで選んだのが、パワー系のヴィリアメ・ツイドラキ(トヨタヴェルブリッツ)とジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)、左WTBもスピーディーな選手たちを選んだ。小野澤謙真(慶應義塾大学1年)は菅平の合宿ですごく良くなってきたが、今回は入らなかった」と答えた。
また、フロントロー、特に右PR(プロップ)に若い選手が多く選んだ意図を指揮官は、「タイトヘッドのプロップも、若いメンバーたちを育てるのが必要だと思った」。
「現代のラグビーではスクラム、タックル、そしてボールキャリーもできないといけないというところで、クボタスピアーズ船橋・東京ベイの1年目、為房慶次朗、帝京大学2年の森山飛翔を選んだ」と説明した。
FB(フルバック)に選んだ山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)の評価については「彼は彼が17~19歳くらいの頃、10番をしていて、ワールドクラスになれるようなポテンシャルがあったと思う」。
「ただ、ケガをしたり、自分にかけられた期待に苦しんだ部分もあったと思うが、復帰して15番として飛躍をするようになり、彼がファーストレシーバーもできることは、アタックのオプションも新たに設けることができる。今でもスキルは素晴らしい選手」と期待を寄せた。