純烈・岩永洋昭

　4人組ムード歌謡グループ「純烈」の岩永洋昭（44）が、来年3月末でグループを卒業する。30日にファンクラブサイトなどで発表された。昨年元日に新メンバーとして加入してから2年3カ月でその活動を終える。 【写真】編集局に来た！熱烈歓迎を受ける純烈 　岩永は卒業の理由について「家族と過ごす時間が無くなっていた事を自分なりに今一度考えた結果、今回の決断に至りました」と説明。その上で「個人的な事情で卒業してしまう身勝手、応援して下さっていた皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメントした。 　2016年に結婚と長女の誕生を発表。自身は母子家庭で育ち、5年前に母が他界している。テレビ関係者は「全国を飛び回る純烈は移動が多く、プライベートの時間がなかなかとれないと聞く。そんな中で、今しか見られない幼いわが子の成長を見守りたいという思いが岩永さんにはあるのかもしれない」と話した。 　純烈は、フロントマンだった小田井涼平（51）が22年大みそかで卒業。その後、加入したのが岩永だった。今後、岩永は同事務所に所属を続け、俳優活動を行う。「かけがえのない時間と経験を、人生の宝物として大切に胸に携え、純烈として学び得たモノを生かしながら、１歩ずつ進んで行こうと思います」とコメントした。 　11月25日には日本武道館公演も控え、来年1月には東京・明治座で新春公演を行うなど今後のスケジュールは詰まっている。大みそかの紅白歌合戦にも昨年まで6年連続で出演中だ。 　現時点で新メンバー追加の予定はないという。 　リーダー酒井一圭は「反省と満足感に浸るのは4月以降！まだまだ全力で純烈を頼みます」と岩永に呼び掛けた。