大仁田厚「感謝しかありません」4・14デビュー50周年記念大会で曙さん追悼のテンカウントゴング実施へ
「邪道」大仁田厚(66)が14日に横浜・鶴見青果市場で開催する自身主宰のFMWE「第11戦春大会~REBORN~」大会で今月、心不全のため亡くなった曙太郎さん(享年54)の追悼テンカウントゴングを行うことを明かした。 全日本プロレス所属だった1974年4月14日、東京・後楽園ホールでの佐藤昭雄戦でレスラーデビューした大仁田にとって、14日はレスラーデビュー50周年のメモリアルデー。メインイベントの電流爆破マッチで盟友・雷神矢口、リッキーフジと組んで、石川修司、ヨシ・タツ、ブラックめんそーれの3人との対戦が決まっている。 この日、自身のX(旧ツイッター)を更新すると、「#曙さんへの追悼」の表題のもと、「4月14日横浜鶴見爆破アリーナでは曙さんのテンカウントゴング行いたいと思います」と表明。曙さんとの過去の電流爆破マッチの激闘の写真を貼り付けると、「横綱との電流爆破 最高でした 感謝しかありません ありがとうございました ご冥福をお祈りします」とつづった。 大仁田は曙さんのプロレス転向後、2015年から数年にわたって「ノーロープ有刺鉄線バリケードマットダブルヘルメガトン電流爆破マッチ」など数々のデスマッチで激闘を展開してきた。 米フィラデルフィアで開催されたデスマッチの祭典出場後、昨年死去したテリー・ファンクさん(享年79)の墓参に訪れたテキサス州アマリロで現地時間10日夜(日本時間11日)に曙さんの訃報を聞いた際には「戦った時は、横綱が電流爆破のリングに入ってくれるという驚きと感動がありました。爆破にも正面から突っ込んでいって、さすが横綱だと思いました。僕の火炎放射も微動だにせずに受け止めた。横綱って、人の体当たりを常に胸で受け止めなきゃいけない立場じゃないですか? 試合後の『電流爆破は面白かった』というコメントも含めて、僕もうれしくなったし、さすが横綱だと実感しました」と振り返っていた。
報知新聞社