小池氏、3選出馬午後表明へ 実績を強調、事実上の与野党対決
東京都の小池百合子知事(71)は都議会定例会最終日となる12日午後の本会議で、任期満了に伴う7月7日投開票の都知事選に3選を目指し立候補する意向を表明する。子育て支援など2期8年の実績と、都政継続を訴える。 自民、公明両党と地域政党「都民ファーストの会」が支援する見通し。立憲民主党の蓮舫参院議員(56)も既に出馬意向を示しており、立民、共産、社民各党が支援する方針。事実上の与野党対決となる。 小池氏側は当初、定例会初日の5月29日に表明することを検討していた。だがその2日前に蓮舫氏が出馬会見したことなどから、時期を見極めていた。 都知事選は6月20日告示。広島県安芸高田市の石丸伸二前市長(41)や元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)らが出馬を予定している。40人以上が出馬の準備を進めており、過去最多となった前回20年の22人を上回る可能性が高い。