福田周平（C）産経新聞社

5月21日～23日に開催されるパ・リーグの各カードの見どころを紹介。

北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズ

首位を追いかける2位の北海道日本ハムファイターズは初戦のマウンドに山崎福也が登る。山﨑は7試合連続でQSを達成と抜群の安定感を誇る。古巣相手に初登板となるが、これまでの7試合同様に試合を作りチームに勢いをもたらすことができるか。現在借金4で4位のオリックス・バファローズは福田周平が規定打席に到達し打撃ランキング3位につけている。現在8試合連続安打中とあたっており、このカードでもリードオフマンとして役割に期待がかかる。

埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ

現在5連敗中で最下位に低迷している埼玉西武ライオンズは今シーズン無敗の今井達也が初戦の先発マウンドに登る。7試合すべてでQS、さらに6試合でHQS（7回以上自責点2以下）を達成している安定感をこの試合でも見せたいところ。3位の千葉ロッテマリーンズは岡大海が直近6試合で23打数12安打、4本塁打と絶好調。5月19日の日本ハム戦ではサヨナラホームランを放っている。上位争いに加わっていくためにも岡の打撃は欠かせない。

福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス

首位を快走する福岡ソフトバンクホークスは現在4連勝中。5月19日の西武戦では9回に逆転サヨナラ勝ちを決めており勢いは十分。その試合で9回に死球を受けた山川穂高も翌日に登録を抹消されていない。破壊力ある強力打線を武器に連勝を伸ばすことができるか。現在5位の東北楽天ゴールデンイーグルスは5番で起用されている鈴木大地が、6試合連続安打を記録している。またそのうち5試合がマルチ安打と手が付けられない。このカードでも快音を響かせることに期待がかかる。