5年ぶり決勝ラウンド進出 福井ユナイテッドFC 無敗でグループ首位通過 全国地域サッカーチャンピオンズリーグ
FBC福井放送
JFL昇格をかけた「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ」の予選ラウンドが8日から10日にかけて行われ、福井ユナイテッドFCは3試合負けなしのグループ首位で、決勝ラウンド進出を決めました。 グループCの福井は、島根県の松江市営陸上競技場で、4チームによる1次ラウンドを戦いました。初戦の相手は、広島県の福山シティ。互いに決め手を欠き、スコアレスドローで勝ち点1を獲得します。 何としても勝利が欲しい福井。2戦目は、同じ北信越リーグで今シーズン2勝0敗と結果を残しているJAPANサッカーカレッジ。試合が動いたのは後半32分。北川からのパスを中央で受けた中島がゴール右隅へ落ち着いてシュートを決め、待望の先制を挙げます。この1点を守り切った福井が1対0で勝利し、勝ち点3を獲得しました。 そして、迎えた運命の第3戦。直前の試合でグループ首位の福山シティが敗れ、引き分け以上で決勝ラウンド進出が決まる福井は、北海道の十勝スカイアースと対戦しました。北信越リーグ14試合で64得点の攻撃陣は鳴りを潜めたものの、相手シュートを1本に抑えるなど、鉄壁の守りを見せ、0対0で引き分け。勝ち点を5に伸ばし、グループ首位で、2019年以来となる決勝ラウンド進出を決めました。 ■福井ユナイテッドFC 藤吉信次監督 「サポーターも含めて“福井一体”で勝ち抜けたというか、突破したと思う。(決勝ラウンドも)全員で“福井一体”で最後に昇格を決めて喜びたい」 運命の決勝ラウンドは11月20日から京都市のたけびしスタジアム京都で行われ、4チームによる総当たり戦で順位を決定します。1位になれば JFLに自動昇格。2位の場合はJFL最下位チームと入れ替え戦を行います。